★★ 第3回『サステナビリティと文明 そして再び哲学と歴史&アート』サロンのご案内 ★★
経営研究所ティーサロン 午後7時スタート(対面開催)
波頭 亮氏(株式会社XEED 代表 経営コンサルタント)の登場です。
近代文明の発展を牽引してきた“資本主義と政治システム、そしてそれらを取り巻く経済と政治のエコシステムの機能不全と制度疲労”が、顕わになりつつあります。
思想を語り、哲学を語り、歴史を語り、文化を語り、そして芸術を奏でていただくことを通じて、知と感性と思いが交錯し、“共生と共感の新しい地平”を切り開く、場づくりができればと考えた次第です。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
提言者:波頭 亮氏(株式会社XEED 代表 経営コンサルタント)
·生産様式/生産性
·社会構造/権力構造
·規範/価値基準
·ライフスタイル
2.AI化がもたらす文明革新
①生産様式/生産性
·人間の役割のシフト
·価値の源泉のシフト → 有能人材のシフト
②社会構造/権力構造
·資本主義と民主主義の激突
cf. ディストピアルート or 北欧・大陸ヨーロッパの社会民主主義
③規範/合理性
·経済合理性の無意味化 → 美しさ、心地よさ、高揚
cf. ガルブレイスの予言、幸福度指数
3.AI化時代のライフと人間
·古代ギリシアモデル:政治と学問・芸術
・・・コミュニティと探究・創造はDNA由来
·エウダイモニアが人生のテーマ:経済人→哲学者へ(エウダイモニアン)
cf. 退屈の恐怖
·トリガーとなる哲学:①、②、③の統合的設計図
・・・ポストモダニズムの解答
住 所: 丸の内2-5-2三菱ビルB1
定 員:申し込み先着30名様
会員の皆様には、無料にてのご招待企画でございます。
東京大学経済学部(マクロ経済理論及び経営戦略論専攻)を卒業後、マッキンゼー&カンパニー入社。
1988年独立、経営コンサルティング会社(株)XEEDを設立。
幅広い分野における戦略系コンサルティングの第一人者として活躍を続ける一方、明快で斬新なビジョンを
提起するソシオエコノミストとしても注目されている。
著書に、『戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際』、『組織設計概論―戦略的組織制度の理論と実際』、
『思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践』、『リーダーシップ構造論―
「リーダーシップ発現のしくみと開発施策の体系」』、『経営戦略概論―「戦略理論の潮流と体系」』他多数。
★★ 第2回『サステナビリティと文明 そして再び哲学と歴史&アート』サロンのご案内 ★★
経営研究所ティーサロン 午後7時スタート(ライブを基本に!ハイブリッドで開催)
日本企業の変革に挑み続ける内野 崇氏(学習院大学名誉教授)の登場です。
日頃より、経営研究所をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
近代文明の発展を牽引してきた“資本主義と政治システム、そしてそれらを取り巻く経済と政治のエコシステムの機能不全と制度疲労”が、顕わになりつつあります。
改めて知と思想そして歴史&アートの“望遠鏡と顕微鏡”を活用して、過去・現在・未来とそして世界を鳥瞰する必要があるように思います。
そうした問題意識に立って、経営研究所は、わが国を代表する、名だたる思想家、哲学者、歴史家、文明論者、芸術家に御登壇頂き、会員の皆様との交流と自由なディスカッションの知的サロンを発足させることにいたしました。
思想を語り、哲学を語り、歴史を語り、文化を語り、そして芸術を奏でていただくことを通じて、知と感性と思いが交錯し、“共生と共感の新しい地平”を切り開く、場づくりができればと考えた次第です。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
提言者:内野 崇(学習院大学名誉教授)
ー資本主義と民主主義―のあり方を根底から問い直し、
人間の未来 ー“言語とコミュニケーション“と人工物の象徴たるChat GPT“
そして”ウェルビーング“を問い、”美“に生きるーを考える!!
ー4月に御登壇頂いた上山信一慶應大学名誉教授の“世界観、歴史観、
人間観”を網羅する大いなる“包括的な展望!”の問題提起を受けてー 」
窮地を脱し、未来を拓く!
Ⅰ.文明の視点からオルタナティブを問い直す
資本主義と民主主義のあり方を根底から問う
Ⅱ.人間観の変遷と“人間なるもの”の本質―改めて幸福
(ウェルビーイングの意味を問い直す)
Ⅲ.人間と社会を考える3つの道具立て
①言語とコミュニケーション
②デジタル社会と人間
③そして自然と向き合う
Ⅳ.未来展望―“美”に生きることの意味とその本質を問う
Ⅴ.結びに変えて
場 所:経営研究所ティーサロン ※会場には18:45以降にお越しください。
住 所: 丸の内2-5-2三菱ビルB1
定 員:申し込み先着30名様
会員の皆様には、無料にてのご招待企画でございます。
日本生産性本部経営アカデミー・トップマネジメントコース他コーディネーター。三井住友建設株式会社取締役。
<主な著書>『変革のマネジメント』(生産性出版)、『企業文化・業績と強い関係』(共著論文、日本経済新聞)、
『組織の経時的分析』(経済論集) 『戦略論と組織論の融合をめざして』(経済研究)『戦略型経営』(共訳、 ダイヤモンド社)他多数。
★★ 『これからの企業経営を考える研究会』5月例会 観戦記 ★★
(学習院大学名誉教授)
“想定外のリスクと大いなる危機の顕在化”がまさに日常化する時代にあって、今回の片野坂会長のご講話は、まことに時宜を得たご提言でございました。
皆様もよくご承知のように世界中を席巻したコロナ禍により、ANA、JALを含む世界のエアラインに加えて、日本の鉄道会社も同様の厳しい状況、まさに奈落の底に沈むことになりました。ANAの2021年度連結決算を見ると、売上げは前年度の約2兆円から、7286億円に急落し、経常利益に至っては、約6000億円の黒字から、4513億円の赤字転落となりました。コロナ禍にあって当時、社長をお務めになっていた片野坂現会長は、厳しい状況認識をもって、トップとして陣頭指揮に当たり、“危機意識の共有と同時に必ず生き残る―大いなる希望!の旗を振り続ける”という矜持をもって、従業員の絆と信頼を再構築し、見事に今回の創業以来の困難と危機を乗り越えられました。
改めてトップとしての肝の据え方も含め、企業経営の本質、並びにこれからの経営、経営者のあり方を正面から見据える、まことに腹落ち感のあるご提言でございました。多くの方々が感銘をお受けになり、参加者の皆様にも大変に好評でございました。ご参考までに皆様の感想、コメントを以下にいくつかご紹介します。
さて、6月の「これから研」は、わが国の公務員人事制度改革の先頭に立つ、今まさに注目のリーダーたる人事院総裁の川本裕子さんに御登壇頂く予定です。乞うご期待!!
【参加者の皆様の感想】
A氏:有事における経営リーダーの在り方を見せていただいた気がしました。人としての魅力にも溢れ、お話もわかりやすく、コロナ禍でも社員の方々は心強かっただろうと思いました。
B氏:明確な意思とビジョンを持ち、かつ従業員と共有する経営姿勢が勉強になった。
C氏:信念を貫き通す覚悟を持つこと、それを自分の言葉で伝える大切さ、社員を守るために自身が最も行動する点に非常に感銘を受けました。ご講演いただき、誠にありがとうございました。
D氏:70年という長い歴史の中でいろいろな危機に遭遇しながらも、挑戦のDNAで乗り越えてきたという話は大変参考になりました。
E氏:コロナ禍は自分なりに辛い立場にありましたが、片野坂さんの一つひとつの言葉を懐かしく感じ、会社を信じてよかったと思っています。(ANAグループ会社の社員の方の声)
★★ 「 季刊サロン~サステナビリティと文明 そして再び哲学と歴史&アート」のご案内 ★★
日頃より、経営研究所をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
近代文明の発展を牽引してきた“資本主義と政治システム、そしてそれらを取り巻く経済と政治のエコシステムの機能不全と制度疲労”が、顕わになりつつあります。
改めて知と思想そして歴史&アートの“望遠鏡と顕微鏡”を活用して、過去・現在・未来とそして世界を鳥瞰する必要があるように思います。
そうした問題意識に立って、経営研究所は、わが国を代表する、名だたる思想家、哲学者、歴史家、文明論者、芸術家に御登壇頂き、会員の皆様との交流と自由なディスカッションの知的サロンを発足させることにいたしました。
思想を語り、哲学を語り、歴史を語り、文化を語り、そして芸術を奏でていただくことを通じて、知と感性と思いが交錯し、“共生と共感の新しい地平”を切り開く、場づくりができればと考えた次第です。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
提言者:上山 信一氏(慶應義塾大学名誉教授、大学院大学至善館特命教授、
元マッキンゼー・パートナー)
テーマ:「これからの世界と人間のとらえ方-見えない世界をどう見るか-」
はじめに
―自己紹介
―改革屋の仕事
Ⅰ.課題認識の構造(パースペクティブとパーセプション)
Ⅱ.世界観(パースペクティブ)
(1)民主主義と国家のゆらぎ・・・「不安」について
(2)資本主義と環境問題・・・「限界」について
Ⅲ.人間観(パーセプション)
(1)「個人」と「市民」の崩壊と「東洋哲学」への注目
(2)AI人間とBI人間の分断・・・人間観の変異
Ⅳ.変わらない日本の是非について
Ⅴ.これからどうするか?
場 所:経営研究所ティーサロン ※会場には18:45以降にお越しください。
住 所: 丸の内2-5-2三菱ビルB1
定 員:申し込み先着30名様
会員の皆様には、無料にてのご招待企画でございます。
スターフライヤー、平和堂等の上場企業の社外取締役のほかアドバンテッジ・パートナーズ等の顧問や監査役を兼務。
東京都、大阪府・市、愛知県の顧問等を歴任。専門は経営改革と公共経営。
著書に『組織がみるみる変わる改革力』『大阪維新 』『行政の経営分析』など。京大(法)、米プリンストン大学修士卒。
★★ 「 緊急特別企画 第2弾<第3回>」のご案内 ★★
日頃より、経営研究所をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
世界を席巻したコロナ禍は、私たちの働き方並びに生活のスタイルを大きく変え、DXの進展とも相まって以前とは大いに異なる様相を呈し始めています。併せてもっと深刻なのは、世界を巻き込んだ様々な対立と混乱の想定外の増幅と危機的状況の現出です。“我々は、どのような状況認識をもって、そうした危機に立ち向かえばよいのか、またどのような成長を目指すべきなのか、変革に向けたシナリオとは“!を、“緊急特別企画第2弾の新たなテーマとして設定し”、経営研究所として、鮮度に溢れた本質的なメッセージを発信して参る所存でございます。
さて今回は、日本を代表する経営学者であり、「知識創造経営」引っ提げて、世界の経営学研究を牽引し、今日にあっては経営学を超えて新しい社会観、人間観を提示する中で、時代と社会を変えていく変革論、リーダー論の新しい知と実践の地平を切り開いてこられた「日本のドラッカー」野中郁次郎一橋大学名誉教授の登壇です。ご提言いただくテーマは「ヒューマナイジング・ストラテジー 二項動態経営の理論と実践」です。まことに魅力的なテーマでございます。野中先生の謦咳に接する稀有なるチャンスかと存じます。
御多忙かとは存じますが、皆様のご参加をお待ち申し上げます。
敬具
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提言者:野中 郁次郎氏(一橋大学 名誉教授 中小企業大学校総長 日本学士院会員)
テーマ:「ヒューマナイジング・ストラテジー 二項動態経営の理論と実践」
場 所:経営研究所 会議室 ※会場には12:45以降にお越しください。
住 所: 丸の内2-5-2三菱ビルB1
定 員:申し込み先着40名様
1935年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造株式会社勤務を経て1972年カリフォルニア大学経営大学院
1997年カリフォルニア大学経営大学院バークレー校ゼロックス知識学名誉ファカルティスカラー、2002年紫綬褒章、
2017年カリフォルニア大学バークレー校ハーススクールより「Lifetime Achievement Award」、2023年Peter Drucker
主な著書に『失敗の本質』(共著)、『知識創造企業』(共著)、『ワイズカンパニー』(共著)、『野性の経営』(共著)、
『世界を驚かせたスクラム経営 ラグビーワールドカップ2019の挑戦』(共著)など多数。
★★ 『これからの企業経営を考える研究会』2月例会 観戦記 ★★
(学習院大学名誉教授)
まさに重戦車のごとき猛将からの直言は、参加者の皆様の胸と心を激しく揺さぶり、覚醒なさった方が多かったように思います。
トップの覚悟と想いと能力、そして猪突猛進の力がいかに大切か!!!
変革の猛将たる東原氏の日立の本格的な成長をめざす凄まじい戦いのストーリーにただただ圧倒されました。
自律分散型グローバル経営を旗頭に、カンパニー制を社長直轄のBU(ビジネスユニット)制に再編、全事業束ねるプラットフォームたる“ルマーダ”の本格稼働、真のグローバル化の基盤作り(グローバルな社会課題に正面から向き合う本格的な体制作り―海外事業の見直し、大型買収の矢継ぎ早の実施、ダイバーシティの推進等)、グループ経営の換骨奪胎シナリオの貫徹、社会的要請に応え、必要な投資・未来の布石のためには、まずもって、コングロマリット・プレミアムの実現を念頭に、“稼げる会社・儲かる会社”にしていく等、これからの日本企業の未来を考える上で大変に示唆に富んだ“激白の御講話”でございました。一方でそれは、困難と激動の時代を駆け上がっていかれた東原会長の艱難辛苦の人生のハイストーリーとして聴くこともできました。ひるむことなく、また逃げることなく困難な状況に対峙し続けたすさまじい生き様に圧倒された方も多かったのではないでしょうか。(以下の感想欄をご覧くださいませ。)
なお、改めてその詳細をお知りになりたい皆様には、『日立の壁』(東原敏昭著 東洋経済新報社、2023年刊)をお薦めします。
毎回、大いなる迫力に溢れた「これからの企業経営を考える研究会」(冨山和彦氏、藤本隆宏氏他、コーディネータ)への皆様のご参加をお待ち申し上げます。
【参加者の皆様の感想】
A氏:経営者のロールモデルを圧倒的な熱量とともにお示しいただきました。ありがとうございました。
B氏:リーダーは勇気と覚悟を持って決断するために、考え抜かなければならないと考えさせられました。大変勉強になりました。
C氏:社長として会社をデザインされる思考と行動がとても参考になりました。またM&Aの件で、「資産は減価償却するが、人材は成長することで価値が増す」という考え方に感銘を受けました。
D氏:日本を代表する企業である日立の復活に尽力された東原会長の貴重な経験談やお考えをお聞きすることができ、非常に有意義な勉強の機会となりました。自社の経営理念についてあらためて確認し、自分の考えやビジョンを再考したいと思います。そのうえで自社や関係会社とも会話を行い、相手の意見にも耳を傾けながら自分の考えやビジョンの実現に取り組んでいきたいと思います。
E氏:提言者東原会長の熱いお話と皆さんとの質疑は、日本の伝統企業の今後に期待を持てる極めて有意義で楽しい時間でした。ありがとうございました。
F氏:日立の変革が強いリーダーシップによってもたらされたこと、かつそれが欧米企業とは一線を画したコンセプトと手法で成し遂げられている点に感銘を受けた。日本企業にもまだまだ成長のチャンスはあるはずで、それをものにできるかどうかは、トップにかかっていることを痛感した。
新年のご挨拶
新年のご挨拶
代表理事 内野 崇
数年続いたコロナ禍も一応終息し、昨年後半から当研究所も本来のライブ開催に復帰いたしました。
とはいえ、参加のあり方も多様化の時代にあって、今後もライブとオンラインを織り交ぜて開催して参りたいと思っています。引き続き、皆様のご参加をお待ち申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、DXの進展&SDGsの新展開、コロナ禍の終息の一方で、思わぬ地政学的なリスクの増大、想定外の様々な国際紛争・経済的混乱に加え、天然災害の頻発した年でもございました。
2000年以降、低空飛行を余儀なくされた我が国の企業経営をめぐっては、『もうける⇒①ガバナンスの重視⇒②多様性の重視⇒③サステナビリティの重視⇒④人的資本重視⇒⑤地政学的リスクの増大等が幾重にも重なる中で、改めて、どうもうけていくか?』が問われています。
さてどうしたらよいのでしょうか、その処方箋は? どうも2つのスタンスがあるように思います。
グローバル競争は言うまでもなく、国内の厳しい人口減に直面する地方にあっても、やはり、❷のスタンスが重要ではないかと思う次第です!
そうしたスタンスに立って、しっかり利益を出していくことが、一丁目一番地のベーシックではないかと(冨山和彦氏の言)。
ⅰ)何といっても、利益は企業の生き残りと成長の大切な原資(賃金アップを含めた待遇改善、株主還元、
ⅱ)ゲームチェンジを見据え、ビジョン、着地点を明確にした上で、大胆な事業の組み換えと会社インフラ
ⅲ)併せて タイミングのよい大胆な投資―CO2削減、自動化のための設備投資、DX促進のための投資、
ⅳ)競争戦略上の優位性ー豊富な資金とその有効活用は、ゲームチェンジを含むダイナミックな社会的要請
そうしたことを“大胆に”進めるためには、もちろん、様々なファイナンスの組み合わせによる低コストの資金調達も大事ですが、何といっても潤沢な内部資金とその累積こそ、最も肝要かと思います。
“危機の日常化、想定外の出来事の連続が当たり前”の時代にあって、『知と経験』の“望遠鏡(遠くから、全体と未来を見る)”と“顕微鏡(現場で何が起きているか・ミクロの詳細を見る)”をバランスよく活用しつつ、“着眼大局着手小局”をもって挑む―そこでは、的確な判断力・決断力を有し、果敢にリスクテイクしていく剛腕な経営リーダーの存在と組織のダイナミックなケイパビリティの再構築、加えて“その両者が優れたタッグを組む”ことが必須かと。
今年も、なかなか”しびれる一年”になる気配濃厚にして、“鼻歌まじりの命がけ”(昨年末、ご登壇いただいた日本が誇る著名な工芸家 宮田亮平先生の名言にして座右の銘)を腹に据え、皆様と共に手を携えて第一歩を踏み出し、着実な前進を開始致したいと存じます。
告知:2024年4月新サロン開講のご案内(「詳細」のご案内は、後日に )
『サステナビリティと文明 そして再び哲学と歴史&アート―季刊サロン』
近代文明の発展を牽引してきた“資本主義と政治システム、そしてそれらを取り巻く経済と政治のエコシステムの機能不全と制度疲労”が、顕わになりつつあります。改めて知と思想そして歴史&アートの“望遠鏡と顕微鏡”を活用して、過去・現在・未来とそして世界を鳥瞰する必要があるように思います。
そうした問題意識に立って、経営研究所は、わが国を代表する、名だたる思想家、哲学者、歴史家、文明論者、芸術家に御登壇頂き、会員の皆様との交流と自由なディスカッションの知的サロンを発足させることにいたしました。思想を語り、哲学を語り、歴史を語り、文化を語り、そして芸術を奏でていただくことを通じて、知と感性と思いが交錯し、“共生と共感の新しい地平”を切り開く、場づくりができればと考えた次第です。
コーディネータに、“変革マネジメントの第一人者”にして、知と実践の巨人たる上山信一慶應義塾大学名誉教授を迎え、内野(学習院大学名誉教授)と古田英明氏(当研究所常務理事)が加わり、アドバイザーとして建築デザインの世界で活躍を続ける西山利春氏にもご参加をいただく布陣にてスタートします。
(ゲストのご講話50分、自由討議50分-Teaサービス付き、サロン風に!)
1 年に4回(3か月に1回のペース 2024年4月スタート)の開催を予定
2 場所:丸の内の経営研究所(ライブ中心に)
3 参加者につきましては、当研究所の会員様を主たる対象といたしますが関係する方々の参加も歓迎いたします。
4 コーディネータ等
上山 信一(慶應大学名誉教授、大学院大学至善館特命教授、元マッキンゼー・パートナー)
古田 英明(縄文アソシエイツ株式会社取締役会長 当研究所常務理事)
内野 崇(学習院大学名誉教授)
アドバイザー:西山 利春(株式会社リマインド代表取締役社長)
★★ 『緊急特別企画ライブ講演』 観戦記 ★★
(学習院大学名誉教授)
会 場:経営研究所 会議室
提言者:宮田 亮平様
(前文化庁長官 元東京藝術大学学長 東京藝術大学名誉教授
日本芸術院会員 文化功労者)
テーマ:「ときめきのとき」
宮田先生には、宮田ワールド全開にして痛快無比のまことに心の琴線が“奮える”ご自身のエピソードの数々を、全身全霊をもってお示しいただきました。生きることの至難と楽天、原則と融通無碍、鍛錬と自由、修練と天衣無縫、大真面目とユーモア そして座右の銘たる“鼻歌まじりの命がけ”、、、、、、。
いちいち皆様の胸にも刺さり、ざわざわと不思議な共鳴と共感の空間があの場に立ち上がったように思います。まことに凄いことです。
貴重な“ときめきのとき”の体験でございました。ご参加の皆様にとって、当日の“一夜の出来事”!!が、一生忘れない人生の一コマになったとしたら、当研究所としても望外の喜びでございます。
改めて、以下の3つのことが、とても印象に残りました。
1.人間の認識・思考・そして行動のすべてにおいて、様々な制約を外し、自由であれ!そうすると、ものごとの本質と面白さが眼前に顕わになる!!それこそ生きることの醍醐味ではないか。―既成概念、常識(社内常識)、先入観、規則、損得等々が、世の中を維持していくうえで大切なことはわかりますが、一方で会社と社会とそして家庭・個人までも、そうした窮屈で閉塞的な空間ですべて覆われてしまうとしたら、悲しいことですし、生きる醍醐味の不在に繋がらないか、、、文明の進展によって、我々は、急速に“上記の自由”を喪失しつつある!!―宮田先生の時代と社会に対する大いなる杞憂と警鐘ではないかと思った次第でございます。
2.一方で、そうした自由と天衣無縫は一朝一夕してならず、(この点はあまりお触れになりませんでしたが、模写の重要性のところで簡単にお触れになっておられました、、、、。) 若き時代のご苦労、厳しい切磋琢磨と修練が、やはり肝要かなと!!今の時代は、こういう艱難辛苦が苦手ですし、楽な道を行きたがります!!皆様のお子さまをご覧になっていていかがですか?(笑)
3.加えて、自由にして天衣無縫なスタンスを大事にされている宮田先生が、一方で窮屈で厄介な大学学長、文化庁長官というマネジメント職を10数年続けられ、しかも様々な変革に挑まれたことの凄さと凄味です。制約ある世界と自由なる世界を、“自由に”(自由のダブルループ!!)往来できるセンスとヒトをぐいぐい巻き込む力(不躾な表現で恐縮ですが、“究極の人たらし”でおいでになる―心の感応度の極めて高い方!かなと、、、)は、尋常ではないと思った次第でございます。人間として名人でなければ、経営の達人にはなれない!! “経営”研究所としては、まさに脱帽でございます。
来年もこうしたユニークな企画に取り組みたいと思っています。やはりライブはいいですね!!今回の特別企画を通じて、つくづくそう思いました。
末尾ながら、会員の皆様のご多幸とますますのご活躍をお祈り申し上げます。
もう師走、そして新年、お正月ですね、、、、、皆様、どうぞよいお年を!! 来年こそ良き年になりますように。
★★ 「 緊急特別企画 第2弾<第2回>」のご案内 ★★
日頃より、経営研究所をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
世界を席巻したコロナ禍は、私たちの働き方並びに生活のスタイルを大きく変え、DXの進展とも相まって以前とは大いに異なる様相を呈し始めています。併せてもっと深刻なのは、世界を巻き込んだ様々な対立と混乱の想定外の増幅と危機的状況の現出です。
“我々は、どのような状況認識をもって、そうした危機に立ち向かえばよいのか、またどのような成長を目指すべきなのか、変革に向けたシナリオとは“!を、“緊急特別企画第2弾の新たなテーマとして設定し”、経営研究所として、鮮度に溢れた本質的なメッセージを発信して参る所存でございます。
さて今回は、日本を代表する金属工芸家(東京駅構内の“銀の鈴”の製作者でもある)であり、第22代文化庁長官を務められ、
2023年に日本芸術院会員並びに文化功労者に選出された宮田 亮平先生の登場です。
臨場感にこそ命が宿る!とお考えの宮田先生の思いを尊重し、“ライブ企画”といたしました。
宮田先生が数年前に、日本経済新聞朝刊に連載された『私の履歴書』をご覧になった方もいらっしゃるかと存じますが、
天衣無縫にして波乱万丈!大変興味深いお話をお聞きすることができるかと思います。
御多忙かとは存じますが、皆様のご参加をお待ち申し上げます。
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提言者:宮田 亮平氏(前文化庁長官 元東京藝術大学学長 東京藝術大学名誉教授
日本芸術院会員 文化功労者)
テーマ:「ときめきのとき」
臨場感にこそ命が宿る!とお考えの宮田先生の思いを尊重し、“ライブ企画”といたしました。
*皆様もご承知のことかと存じますが、今回ご提言をお願いしている宮田亮平先生がめでたくも、
場 所:経営研究所 会議室 ※会場には18:15以降にお越しください。
住 所: 丸の内2-5-2三菱ビルB1
定 員:申し込み先着40名様
『私は「文化は面白い」を掲げて、普段目に見えているものや目の前に存在するものを少し変えてみると、 面白いものに変わることに気が付き、それを続けているのです。 ここにいるリーダーの皆さんもやり方次第で、牙城 を崩すことができると思います。視線を変えて、柔軟 な発想をしてみることで、新たな価値が生まれることを信じて頑張っていただきたいと思っています。 文化は面白く、人を幸せにする力があります。その 途中経過として、新たな考えを創出しようする時、勇気が必要であり、加えて殻を破る、視線を変えるなど、 色々な要素が組み合わさって生まれるものなのです。 また、皆さまがそれぞれのお仕事を担っている場においても、面白い新たな表現や価値が生まれるのではないかと信じています。そして、業績のグラフも右肩上がりになってくれたら、有り難いと思っています。』(宮田文化庁長官講話より)
【宮田亮平先生のご略歴】
新潟県佐渡市出身。佐渡に伝わる金属工芸「蝋型鋳金」技術保持者の二代目宮田藍堂(みやた らんどう)の三男。初代藍堂は祖父、
三代目藍堂は、長兄で著名な美術工芸家の宮田宏平(1926年 - 2007年)、次男はデザイナーで三重大学名誉教授の宮田修平。
兄二人、姉四人を持ち、家族全員芸術家の一家に育つ。次女は金属工芸家の宮田琴(東京藝大工芸科卒)。金属工芸家の山下恒雄
(東京藝大工芸科名誉教授)の指導を受けた。東京藝大工芸科教授として鍛金技法研究の指導に当たる一方、金属工芸家としても
世界的に活動。東京藝大学長となる。日本のみならずドイツ・イスラエル・韓国・中国などで展覧会が催されている。
2016年から文化庁長官に就任。2021年3月、文化庁長官退任。
(『Wikipedia』を一部参照)
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★★ 第5回 2023年度 1日集中 新任役員研修フォーラム修了のご報告 ★★
今回も100名近い企業の皆様に、ご多忙の中ご参加を賜り、厚くお礼を申し上げます。
卓越したゲストの方々の提言・問題提起と皆様との対話を通じて、皆様の視野の拡大、知的な鍛錬、また活力の増大に繋がれば、これ以上の喜びはございません。改めて集中講座にご参加いただいた企業の皆様に感謝申し上げます。
激変のVUCAの時代にあって、5名の著名なゲストの皆様から、①時代と社会を俯瞰するためのフレームワークの提示、②真の戦略的思考の重視、③大転換(トランスフォーメーション)への覚悟とその推進、そして④その中核エンジンたるトップマネジメント体制(CEOをコアとする経営層とそのガバナンスの強化)、⑤トップリーダーとしての資質と能力のブラッシュアップ、併せて⑥経営層に必須な計数的視点、法的な視点等の経営リテラシーについて、熱のこもった講義と討論を頂きました。以下に、その概要と併せて参加者の感想を付させていただきました。ご一読いただければ幸甚でございます。
【全体の概要】
➀「オープンイノベーション時代の『取締役・執行役』とは?」CX(コーポレート・トランスフォーメーション)のエンジンたる“取締役会に求められる組織能力と変革型経営のリーダーシップ”について ―経営のグローバル化・DXの進展の渦中にあって、まさにゲームチェンジの時代認識と、経営する側のマインドセットは必須であること、部門経営と全体経営は全く別な世界であることの強い自覚、共同体型からの離脱も含めVUCA時代の“戦略―経営者像の徹底したモードの切り替え―組織能力とヒト”の再構築の重要性を提唱頂きました。 冨山 和彦 氏 【株式会社経営共創基盤 IGPIグループ会長 株式会社日本共創プラットフォーム(JPIX)代表取締役社長】 |
②「経理・財務の基礎知識とコーポレートファイナンス」 ―経営視点からPL,BS、CFを読みとく、そのコアたるROE(日本は総じて低い)、RIOCとWACC(資本コスト)とポートフォリオ経営、投資入門のベーシックな説明を通じて、企業経営を行う上で経理・ファイナンスの知識がいかに重要であるかを熱く語って頂きました。 西山 茂 氏 【早稲田大学大学院経営管理研究科 教授】 |
③「企業経営におけるガバナンスのあり方を問う―実務の視点から」 ―ガバナンスの本質は、経営の規律、チェック&バランスにある、現場の同調圧力に屈することなく、同質性の打破⇒空気を読まない力(事例研究より)が重要である、良きガバナンスの実現には、多様性と独立性が重要であること!経営とガバナンスに関わる人々の、社内・外の情報の壁を乗り越え、情報の非対称性をなくす努力を怠らず、緊張感のある信頼関係の再構築の重要性を提唱頂きました。 國廣 正 氏 【国広総合法律事務所 パートナー弁護士】 |
④「法的視点から見た役員(取締役を中心に)の役割・権限と責任」 ―取締役等の委任契約の意味、善管注意義務と忠実義務、機関設計、役員の責任、経営判断の原則を中心に、いくつかの判例の紹介も交え、役員としてのリーガルマインドの堅持の重要性をご指摘頂きました。 村瀬 孝子 氏 【鳥飼総合法律事務所 パートナー弁護士】 |
⑤「総括並びに日本の企業経営とこれからの経営者・役員層をめぐる対談」 ―奥村先生から、パーパス経営を前提に、改めて資本主義のエートスとしての共感(エンパシィ)と強靭にしてしなやかなマネジメントの提唱がなされ、社会性と経済性の両立とともに、社会変革を変革し創造する経営者の出現と魅力ある組織と働き甲斐のデザインについて、熱く語って頂きました。 内野による全体総括 & 奥村 昭博 氏 【慶應義塾大学名誉教授】との対談 |
*全体の司会進行 内野 崇【学習院大学名誉教授】
修了後にアンケートを取らせていただきました。多くの参加者の皆様から、短時間に集中して受講でき、とてもよかった等、高い評価(96%強)をいただきました。
以下に参加者の感想を付記させていただきます。また来年度も同様の企画を予定いたしております。会員の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
【参加者の皆様の感想】
A氏:役員としての最新の基本的な経営論を学びました。ありがとうございました。時代の目まぐるしい変化を受け止めました。これまで従業員の延長線ではなく、多様性を一つのキーに役員としてチャレンジしていきたいと思います。
B氏:社会が変革し、会社も変革しないといけない環境で取締役も既存のプレイヤーからの延長でなく経営者としてかわらなくてはならない、そしてクールな頭で法的な観点、財務的視野をさらに勉強し迅速的確な判断をしていく重要性を改めて認識しました。
C氏:様々な会社事例や判例をもとに具体的にご説明いただけたので、大変理解しやすかったです。経営者としてリスクを取らないと言われないよう、責任とチャレンジをし、利益を上げることができる企業にしていきたいと思います。ありがとうございました。
D氏:執行役員になって1年が過ぎましたが、まさに現場の延長線上で仕事をやっている自分に気づきました。この研修を通じて、経営という仕事の奥深さと社会的な責任を理解する良い機会になりました。ありがとうございました。
E氏:弊社のこれまでの新任取締役に対する研修メニューに比べて、網羅性のある講義構成となっている点が優れていると感じました。
F氏:入社以来、自身が技術・製造畑であったせいか、非常に新鮮で興味深く、講師の先生の講義に入り込めました。一方でこれからの重責に身の引き締まる思いがいたしました。著名な方々のたいへん貴重なお話をお伺いでき、とても有意義なフォーラムでした。
G氏:実務から管理、管理から経営と職責が変わってきていますが、それぞれが延長線上にある訳ではなく新たなマインドセットが必要ということがとても印象的でした。一方で経営の指標であるROICを分解すれば現場のKPIに落とし込めるという手法を知り、経営と現場とのつながりも改めて理解することができました。ありがとうございました。
H氏:ガバナンスにかかる非常に本質的な、しかしであるからこそ指摘するのが困難な各ポイントについて明確に述べていただき、極めて有用な内容でした。今後それに関わる可能性がある身として、身が引き締まる思いでした。非常に勉強になりました。すべての講師の方が良かったです。本当にありがとうございました。
★★ 新任役員(社内・外取締役・執行役・執行役員を主たる対象者とする)研修フォーラム~1日集中講座~のご案内 ★★
関係各位
一般社団法人経営研究所 代表理事 内野 崇
改めて、当研究所の本年9月の特別プログラムのご案内を申し上げます。
2019年度よりスタートし、大変好評を頂いている『1日集中 新任役員研修フォーラム』を本年度も実施することにいたしました。(昨年度、役員のリスキリングの場、モチベーションアップの場として、ご参加の皆様からも大変に高い評価を頂いております。)
今年は、2023年9月22日(金)に、我が国を代表する一流講師陣をお招きし、短期集中の新任役員研修 を開催いたします。
貴社様の新任の“社内・外取締役、執行役、並びに執行役員、監査役の皆様”を主たる対象者といたしますが、新任以外の役員の方々、ガバナンス事務局の皆様も歓迎いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げます。
ご多忙な皆様のために、どこからでもお気軽にご参加いただけるようリモート開催といたしました。
しかも短期集中型―1日集中(午前9時30分よりお昼60分間の休憩をはさみ、午後4時40分終了予定)にての開催といたします。
詳細は、以下の通りでございます。
【新・旧役員(社内・外取締役、執行役、並びに執行役員を主たる対象者とする)研修フォーラム】
今、わが国企業に問われているのは、現場力に加え、経営力であります!改めて経営とは何か?
これからの経営の担い手たる役員の要諦とは何か?本フォーラムは、経営の本質を問い、経営を担うことの能力向上と自覚を促し、役員としての基本能力、変革を志向する経営のリーダーシップを身につけるための1日集中プログラムでございます。
昨年、ガバナンスコードが3年ぶりに改訂され、また株式市場-新区分(プライム市場等)がスタートし、本格的な経営力の時代―経営陣の力量が問われる時代になりつつあります。そうした時代の要請を睨んだ時機を得た企画となっております。
講師陣は、我が国を代表する企業経営とガバナンスの権威である冨山和彦氏、國廣正弁護士、西山茂早大教授、村瀬孝子弁護士、奥村昭博慶應義塾大学名誉教授等、当代随一の論客の皆様でございます。
併せて、改訂ガバナンスコードの要請でもある役員研修の受け皿の要請にも応えていく場の提供も意図しています。詳細につきましては、プログラムをご覧くださいませ。
実際の参加メンバーのリストは、9月に入ってからでも結構でございますが、まず事務局様よりご参加の申し込みを受け付けさせていただきます。8月31日(木) を一応の締め切りとさせていただきます。
今回は、限定20社(先着順にて申し込み受付、各企業10名様までのご参加が可能でございます。)にての開催を予定いたしております。
参加を希望される会社様には、早急なるご検討をいただきたくお願い申し上げます。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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記
開催日 : 2023年9月22日(金)9:30~16:40
開催形式: オンラインによる研修
定 員 : 限定20社(各社10名様まで参加可能)
参加費 : 一社 100,000円
株式会社日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役社長)
西山 茂氏 (早稲田大学大学院経営管理研究科教授)
村瀬 孝子氏(鳥飼総合法律事務所 パートナー弁護士)
奥村 昭博氏(慶應義塾大学名誉教授)
内野 崇 (学習院大学名誉教授)
<5つのコアとなる基本的な内容>
②これからの経営陣に必要な経理・財務の基礎知識(財務三表、CCC、ROIC&資本コスト、等)
⑤総括―これからのトップマネジメント体制と役員のミッションを問う
★★ 「 緊急特別企画 第2弾<第1回>」のご案内 ★★
提言者 : 沼上 幹 氏(一橋大学教授、2023年4月より早稲田大学教授就任予定)
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拝啓 弥生の候 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より、経営研究所をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
世界を席巻したコロナ禍もここに来てようやく収束の兆しが見え、普通の生活に戻りつつあります。しかしコロナ禍を契機とした
働き方並びに生活のスタイルは、DXの進展とも相まって以前とは大いに異なる様相を呈し始めています。
併せてもっと深刻なのは、世界を巻き込んだ様々な対立と混乱(ウクライナ問題、米中対立、インフレの進行、景気鈍化、金融不安、気候変動、社会不安の増大等)の想定外の増幅と危機的状況の現出です。
さて第1回目の提言者は、日本を代表する経営学の泰斗、沼上 幹先生(現在、一橋大学教授。2023年4月より早稲田大学教授に就任予定)です。沼上先生は、戦略論・組織論を踏まえ、それらを統合する形で、舌鋒鋭く日本企業の経営のあり方に切り込む日本を代表する経営学者です。今回は、「日本企業における戦略思考の課題」と題して、縦横にご提言を頂く予定です。まさに緊急特別企画第2弾の第1回目に相応しい方の登場でございます。司会進行は、戦略論の雄たる淺羽茂早大教授にお願いしてございます。
日 時 : 2023年4月17日(月) 18:30 ~ 20:00
提言者 : 沼上 幹 氏(一橋大学教授、2023年4月より早稲田大学教授就任予定)
テーマ : 「日本企業における戦略思考の課題」
開催形式 : オンライン(ZOOM)
19:30から30分ほど 討議研究(質疑応答)
新年のご挨拶
新年のご挨拶
代表理事 内野 崇
皆様 新年あけましておめでとうございます。
数年来続くコロナ禍は終焉とはならず、昨年もオンライン中心の開催と相成りました。
皆様におかれましては、これまでにも増して熱心にご参加を賜り、厚くお礼を申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、DXの進展&SDGsの新展開の一方で、コロナ禍の広がり、想定外の様々な国際紛争・経済的混乱に加え、天然災害の頻発した年でもございました。
①改めて、文明のあり方が問い直され、
②“資本主義と民主主義"の現況と未来について様々な問題提起がなされる中で、
③株式会社制度のあり方(その存在理由、社会性と経済性の両立等)をめぐっても、根底的な問い直しがなされました。
④併せて、会社とそこで働く人々との間のタイトな関係についても、見直しを迫る意見が数多く出され、個人の自律化、自立化の視点に立った、関係再構築の機運が高まってきたように思います。
上記のような問題意識のもとに様々な改革デザインの構想が提示され、適宜、手が打たれたにもかかわらず、一方で、日本企業(とりわけ大企業)を覆っている深刻な現実―以下の3つの過剰バイアスの存在―の”広がりと浸潤”が、とても気になります。
ⅰ)継続性重視・現状維持過剰バイアス(面倒を避け、その場しのぎの横行、既得権益の温存につながる)
ⅱ)管理過剰バイアス(コンプライアンス重視の姿勢が大切なことは言うまでもありませんが、様々なルール
ⅲ)結果として、リスク回避過剰バイアス(ビジネスとイノベーションには、リスクはつきものでありますが、
自己保身が蔓延し、だれもリスクを取ろうとしない、結果として大いなる停滞と退化を招いていないか?)
この3つの過剰バイアスの病理が連動して、連鎖的なスパイラルダウンをもたらしているとしたら事態は深刻です。併せて、我が国のGDPを見るに、低成長ながら、依然として世界第3位(1位米国、2位中国 2022年IMF公表値)を堅持し、成熟国ながら経済は安定的に推移しており、
ⅰ)欧米先進国に比べたら、失業率は低く、格差も少なく、治安も良い。
ⅱ)世界的に見ても、我が国の社会インフラ、公共インフラは充実しており、安全安心のお国柄である。
ⅲ)共同体型の良き面たる、パブリックマインド、思いやり、助け合い、チームワーク、共生社会のスタンスが
ⅳ)イノベーション&変化が生み出すリスクとマイナスの副作用(例えば、その典型としての米国型のディスト
こうした諸点については賛否両論があり、上記の3つの過剰バイアスの源泉、遠因ではないかという議論“があることも確かですが、一方で些か時代がかった表現で恐縮ですが、“たらいの水と一緒に赤子を流す(やりすぎて裏目に出る!)”ことになりはしないか?という杞憂 ―そうした過剰バイアス是正のための劇薬的施策が、却って日本の良さを押し流してしまうのではないかという心配もあります。
本年度も、我が国を代表する第一級の論客にお越しいただき、充実の企画にて大いに議論を深め、知の地平の開拓と実践知の深耕を進めて参る所存でございます。
昨年と相変わりなく、皆様のご参加と厚いご支援を伏してお願い申し上げます。
末尾ながら、皆様のご多幸と貴社様・貴組織様の益々のご発展をお祈り申し上げます。
令和5年元旦
★★ 新任役員研修フォーラム 修了報告 ★★
120名を超える企業の皆様に、ご多忙の中ご参加を賜り、まことにありがとうございました。卓越したゲストの方々の提言・問題提起と皆様との対話を通じて、皆様の視野の拡大、知的な鍛錬、また活力の増大に繋がれば、これ以上の喜びはございません。改めて集中講座にご参加いただいた企業の皆様に感謝申し上げます。
修了後にアンケートを取らせていただきました。多くの参加者の皆様から、短時間に集中して受講でき、とてもよかった等、高い評価(95%強)をいただきました。
以下に参加者の感想を付記させていただき、末尾に今回の研修概要を提示させていただきます。また来年度も同様の企画を予定いたしております。会員の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
【感想】
A氏:先行きの見えない、変化の激しい中、組織も個人も自らの強みをしっかりと把握した上で、セルフ・トランスファーを継続していくことの必要性を実感する良い機会となった。個人は勿論、組織に対しても影響を持つ立場となっている今、具体的な行動でそのことを実践していきたい。
新任役員を対象にした研修でありましたが、支店の運営にもそのまま活かすことのできる内容であったと思います。ありがとうございました。
➀「オープンイノベーション時代の「取締役・執行役」とは?」 CX(コーポレート・トランスフォーメーション)のエンジンたる“取締役会に求められる 組織能力と変革型経営のリーダーシップ”について ―DXの進展とゲームチェンジ、共同体型からの離脱、VUCA時代の経営者像の徹底したモードの切り替え 冨山 和彦 氏 【株式会社経営共創基盤 IGPIグループ会長 株式会社日本共創プラットフォーム(JPIX)代表取締役社長 公益社団法人経済同友会政策審議会委員長】 |
②「経理・財務の基礎知識とコーポレートファイナンス」 ―経営視点からPL,BS、CFを読みとく、RIOCとWACCとポートフォリオ経営、投資入門 西山 茂 氏 【早稲田大学大学院経営管理研究科 教授】 |
③「企業経営におけるガバナンスのあり方を問う―実務の視点から」 現場の同調圧力-同質性の打破⇒空気を読まない力(事例研究より) 良きガバナンスの実現⇒多様性と独立性がキーに!緊張感のある信頼関係 國廣 正 氏 【国広総合法律事務所 パートナー弁護士】 |
④「法的視点から見た役員(取締役を中心に)の役割・権限と責任」 委任契約の意味、善管注意義務、機関設計、役員の責任、経営判断の原則 村瀬 孝子 氏 【鳥飼総合法律事務所 パートナー弁護士】 |
⑤「総括並びに 日本の企業経営とこれからの経営者・役員層をめぐる対談」 資本主義のエートスとしての共感(エンパシィ)と強靭にしてしなやかな共感経営者像の提示、 これからの変革型経営リーダーの「知と行動」の基盤 内野による全体総括 & 奥村 昭博 氏 【慶應義塾大学名誉教授】との対談 |
★★ 新任役員(社内・外取締役・執行役・執行役員を主たる対象者とする)研修フォーラム~1日集中講座~のご案内 ★★
関係各位
一般社団法人経営研究所 代表理事 内野 崇
常日頃、研究会へのご参加も含めご尽力を賜り、深甚の感謝を申し上げます。
2019年度よりスタートし、大変好評をいただいた『1日集中 新任役員研修フォーラム』を本年度も実施することにいたしました。
2022年9月15日(木)に、我が国を代表する一流講師陣をお招きし、短期集中の新任役員研修 (社内・外取締役、執行役、並びに
執行役員、監査役を主たる対象者といたしますが、新任以外の役員の方々、ガバナンス事務局の皆様も歓迎いたします。)を
開催いたしますので、皆様のご参加をお待ち申し上げます。
ただし、今年も依然として新型コロナの渦中でもあり、オンラインにて、1日集中(午前9時30分よりお昼60分間の休憩をはさみ、
午後5時終了予定)にての開催といたします。
詳細は、以下の通りでございます。
【新任役員(社内・外取締役、執行役、並びに執行役員を主たる対象者とする)研修フォーラム】
今、わが国企業に問われているのは、現場力に加え、経営力であります!改めて経営とは何か?これからの経営の担い手たる役員の要諦とは何か?本フォーラムは、経営の本質を問い、経営を担うことの能力向上と自覚を促し、役員としての基本能力、変革を志向する経営のリーダーシップを身につけるための1日集中プログラムでございます。
とりわけ今年は、ガバナンスコードが3年ぶりに改訂され、4月より株式市場-新区分(プライム市場等)がスタートしました。
そうしたイベントを睨んだ時機を得た企画となっております。
講師陣は、我が国を代表する企業経営とガバナンスの権威である冨山和彦氏、國廣正弁護士、村瀬孝子弁護士、西山茂教授、奥村昭博教授等、当代随一の論客の皆様でございます。併せて、改訂ガバナンスコードの要請でもある役員研修の受け皿の必要性にも応えていく場の提供も意図しています。詳細につきましては、プログラムをご覧くださいませ。
お申し込みは、プログラム参加申込書に必要事項をご記入の上、メールまたはFAXにて事務局宛てにお送り頂くか、HPの参加申し込みサイトよりお申込みくださいますようお願い申し上げます。8月31日(金)を一応の締め切りとさせていただきます。
今回は、限定20社(先着順にて申し込み受付、各企業10名様までのご参加が可能でございます。)にての開催を予定いたしております。
参加を希望される会社様には、早急なるご検討をいただきたくお願い申し上げます。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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記
開催日 : 2022年9月15日(木)9:30~17:00
開催形式: オンラインによる研修
定 員 : 限定20社
参加費 : 一社 100,000円 (各社10名様まで参加可能)
株式会社日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役社長/
公益社団法人経済同友会政策審議会委員長)
西山 茂氏 (早稲田大学大学院経営管理研究科教授)
村瀬 孝子氏(鳥飼総合法律事務所 パートナー弁護士)
奥村 昭博氏(慶應義塾大学名誉教授)
内野 崇 (学習院大学名誉教授)
<5つのコアとなる基本的な内容>
②これからの経営陣に必要な経理・財務の基礎知識(財務三表、CCC、ROIC&資本コスト、等)
⑤総括―これからのトップマネジメント体制と役員のミッションを問う
★★ 「緊急特別企画 第14弾」のご案内 ★★
拝啓 新緑の候 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より、経営研究所をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、今、職場にあっても経営にあっても、喫緊のテーマである心理的安全性をとりあげ、この領域【実践も含め】における
我が国の第一人者である石井遼介氏にご登壇いただくことにします。職場にあって心理的安全性をどうつくっていったらよいのかを、実践事例を含め、熱く語っていただく予定です。
開催形式はオンライン-Zoomと致します。研究所にお越しいただく必要はありません。
御多忙かとは存じますが、多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
敬具
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「浅井浩一元気塾」5月例会 拡大版として開催
提言者 : 石井 遼介氏( 株式会社ZENTech 取締役 )
テーマ : 「職場の心理的安全性のつくりかた」
提言者より:
コロナ禍以降、わたしたちが直面している混乱と困難の中で「心理的安全性」という言葉が急速にビジネスの現場で注目を集めている。
実際、2022年にはいってからも、新聞・ラジオを始め多くのメディアが「心理的安全性」を取り上げている。一方で、この言葉の広まりと同時に、誤解・誤用や独自解釈も増えた。今回は、心理的安全性の基礎知識を正しく抑えると共に、その「つくりかた」について、参加者のみなさまと双方向にやり取りをしながら深めていく。
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★★ 「緊急特別企画 第13弾」(宮田亮平先生ご講演企画) 延期について ★★
3月18日宮田亮平先生のライブ講演会「延期」のお知らせ
皆様には、ご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。
まことに残念なお知らせがございます。来る3月18日金曜日にライブにての開催を予定をいたしておりました下記の宮田亮平先生の講演会『ときめきのとき』を延期させていただくことにいたしました。
統一テーマ:『世界を巻き込んだコロナパンデミックに、我々はどう対応すべきか』
日 時: 2022年3月18日(金) 18:30~20:00
提言者: 宮田 亮平氏(前文化庁長官 前東京藝術大学学長
東京藝術大学名誉教授)
テーマ:「ときめきのとき」
皆様もご承知のように、コロナ禍、未だ終息の兆しなく、東京都も3月末までまん延防止等重点措置の延長を決めました。宮田先生のご意向を伺い、当日会場の運営会社との協議を重ね、3月18日は、まだ、まん延防止適用期間中の最中でもあり、まことに断腸の思いでございますが、今回は開催を見送り、延期とするという結論に至った次第でございます。
捲土重来、コロナ禍が落ち着き、安全な状態になった折に、改めてライブにて実施することにいたしたいと存じます。
皆様におかれましては、コロナ禍、くれぐれもご用心いただきますように。またのおめもじの機会を楽しみにいたしております。
取り急ぎご報告とお詫びまで。
経営研究所 代表理事 内野崇
★★ 【延期】 「緊急特別企画 第13弾」のご案内 ★★
3月18日(金曜日)に予定しておりました「緊急特別企画 第13弾」は延期とさせていただきます。 |
大変刺激に富んだご提言でございました。
さて今回は、日本を代表する金属工芸家(東京駅構内の“銀の鈴”の製作者でもある)であり、昨年まで第22代文化庁長官を務められた宮田 亮平先生の登場です。なお宮田先生は、現在(2022年2月)、日本経済新聞朝刊に、天衣無縫にして波乱万丈!大変興味深い『私の履歴書』を連載しておられます。併せてご一読下さいませ。
御多忙かとは存じますが、皆様のご参加をお待ち申し上げます。
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「緊急特別企画 第13弾」のご案内
提言者: 宮田 亮平氏(前文化庁長官 前東京藝術大学学長 東京藝術大学名誉教授)
テーマ:「ときめきのとき」
*臨場感にこそ命が宿る!とお考えの宮田先生の思いを尊重し、また3月後半の開催でもあり、
状況の改善を信じ、今回は、約2年ぶりの“ライブ企画”といたしました。
ただしコロナの状況如何によっては延期する可能性もございます。ご承知おきくださいませ。
住 所:千代田区丸の内2-5-2
定 員:申し込み先着60名様 (会場は、ソーシャルディスタンス、防疫体制措置有)
『私は「文化は面白い」を掲げて、普段目に見えているものや目の前に存在するものを少し変えてみると、 面白いものに変わることに気が付き、それを続けているのです。 ここにいるリーダーの皆さんもやり方次第で、牙城 を崩すことができると思います。視線を変えて、柔軟 な発想をしてみることで、新たな価値が生まれることを信じて頑張っていただきたいと思っています。 文化は面白く、人を幸せにする力があります。その 途中経過として、新たな考えを創出しようする時、勇気が必要であり、加えて殻を破る、視線を変えるなど、 色々な要素が組み合わさって生まれるものなのです。 また、皆さまがそれぞれのお仕事を担っている場においても、面白い新たな表現や価値が生まれるのではないかと信じています。そして、業績のグラフも右肩上がりになってくれたら、有り難いと思っています。』(宮田文化庁長官講話より)
【宮田亮平先生のご略歴】
日本の金属工芸家、第22代文化庁長官、第9代東京藝術大学学長。同名誉教授。
新潟県佐渡市出身。佐渡に伝わる金属工芸「蝋型鋳金」技術保持者の二代目宮田藍堂(みやた らんどう)の三男。初代藍堂は祖父、三代目藍堂は、長兄で著名な美術工芸家の宮田宏平(1926年 - 2007年)、次男はデザイナーで三重大学名誉教授の宮田修平。兄二人、姉四人を持ち、家族全員芸術家の一家に育つ。次女は金属工芸家の宮田琴(東京藝大工芸科卒)。金属工芸家の山下恒雄(東京藝大工芸科名誉教授)の指導を受けた。東京藝大工芸科教授として鍛金技法研究の指導に当たる一方、金属工芸家としても世界的に活動。東京藝大学長となる。日本のみならずドイツ・イスラエル・韓国・中国などで展覧会が催されている。
2016年から文化庁長官に就任。2021年3月、文化庁長官退任。
(『Wikipedia』を一部参照)
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新年のご挨拶
代表理事 内野 崇
昨年は、コロナ禍にあってリモート形式ではございましたが、皆様におかれましては、これまでにも増して熱心にご参加を賜り、厚くお礼を申し上げます。
コロナ禍に加え、様々な国際紛争、経済的混乱、DXの進展&SDGsの新展開(とりわけカーボンニュートラル・スタートの年)の1年にあって“資本主義と民主主義”の現況と未来について様々な問題提起がなされた年でもございました。一方で東京オリンピック・パラリンピックの成功と大いなる感動は、様々な事情で苦境に喘ぐ人々に元気と勇気を、そして我が国の未来の可能性を世界に知らしめる良き機会になったと思います。
新年でございますので、皆様へのささやかなメッセージを申し述べたいと存じます。
今の時代の流行は、①デジタル重視(バーチャルDX)、②行動はリスクの固まりなので傍観者でいる、③刹那主義(とりあえずその場しのぎ)、④自分(達)の損得だけで判断する(利害得失的世界観)-の4つの軸のような気がします。そうした視点に対する対抗的な視点としては、①身体性重視(リアル感)、②主体性をもって行動する(当事者意識をもって自ら動く)、③スラック(余裕)とノイズ(雑音-好奇心と興味の広がりを大切にし、いくつになっても自己学習と成長を目指す!)を重視、④他者への思いやり(周りに困った人がいたら、とにかく助ける!贈与的な視点)-もあるように思います。皆様、いかがでございましょうか。
本年度も経営研究所は、充実した企画にて、新しい知の地平を切り開き、実践の方途を積極的に提言して参る所存でございます。昨年と相変わりなく、皆様のご参加と厚いご支援を伏してお願い申し上げます。
末尾ながら、皆様のご多幸と貴社様・貴組織様の益々のご発展をお祈り申し上げます。
令和4年元旦
★★ 「緊急特別企画 第12弾」のご案内 ★★
中外製薬の海野副社長にご登壇いただきました。
ロシュ社との戦略的アライアンスをベースに、さらなる競争優位の獲得と持続的な利益成長・企業価値拡大の実現を目指して、
新たなステージに向けた変革に大胆にチャレンジしている現況を熱く語っていただきました。大変刺激に富んだご提言でございました。
さて今回の特別企画第12弾は、今年出版された『DXの思考法』で一躍脚光を浴び、勇名を馳せた西山圭太氏の登場です。
西山氏は、経産省にあって、長く我が国の産業政策の立案・実施の旗振り役をお務めになり、また産業界の変革に、様々な形で
直接コミットし続けてきた稀有なる方であります。今回は、『DXと日本の未来』と題して、新たな切り口でDXの本源的な意味
を解き明かし、個人・企業・社会・国家をこえたDXの実装化、並びに人材育成について大胆な知的チャレンジと清新なご提言を頂く予定です。
今回は、西山氏と鮮烈な実践の場を共有してきた戦友たる冨山和彦氏にもご参加をいただくことになっています。
大いなる知的格闘技をご堪能いただけると確信します。御多忙かとは存じますが、多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
*開催形式はオンライン-Zoomと致します。研究所にお越しいただく必要はありません。
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「緊急特別企画 第12弾」のご案内
日 時: 2020年10月15日(金) 18:30~20:00を予定
提言者:西山 圭太氏(東京大学 未来ビジョン研究センター 客員教授
株式会社経営共創基盤 シニア・エグゼクティブ・フェロー)
テーマ:「DXと日本の未来」
DXについて話題にならない日はない。また、DXとは経営改革そのものであり、経営者が自分事として取り組むべきだとも言われる。
ではDXの本質とは何で、経営者は何を理解すべきなのか。それが日本の経営、経営者に突きつけるものはなにか。
さらにデジタル化が産業、さらには社会にもたらす決定的な変化をどうとらえればよいのか。あわせて次世代リーダーを含めた
人材育成について提言を行う。
・1963年東京都生まれ。
1985年東京大学法学部卒業後、通商産業省入省。1992年オックスフォード大学哲学・政治学・経済学コース修了。
株式会社産業革新機構専務執行役員、東京電力経営財務調査タスクフォース事務局長、経済産業省大臣官房審議官
(経済産業政策局担当)、東京電力ホールディングス株式会社取締役、経済産業省商務情報政策局長などを歴任。
日本の経済・産業システムの第一線で活躍したのち、2020年夏に退官。
・著書に「DXの思考法」(文藝春秋)。
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★★ 新任役員(社内・外取締役・執行役・執行役員を主たる対象者とする)研修フォーラム~1日集中講座~のご案内 ★★
関係者各位
一般社団法人経営研究所 代表理事 内野 崇
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
常日頃、研究会へのご参加も含めご尽力を賜り、深甚の感謝を申し上げます。
2019年度よりスタートし、大変好評をいただいた1日集中新任役員研修を本年度も実施することにいたしました。
2021年10月8日(金)に、我が国を代表する一流講師陣をお招きし、短期集中の新任役員研修 (社内・外取締役、執行役、並びに執行役員を主たる対象者といたしますが、新任以外の役員の方々、ガバナンス事務局の皆様も歓迎いたします。)を開催いたしますので、皆様のご参加をお待ち申し上げます。
ただし、今年は新型コロナの渦中でもあり、オンラインにて、1日集中(午前9時30分よりお昼50分間の休憩をはさみ、午後5時20分終了予定)の開催といたします。詳細は、以下の通りでございます。
【新任役員(社内・外取締役、執行役、並びに執行役員を主たる対象者とする)研修フォーラム】
今問われているのは、現場力に加え、経営のあり方―経営力であります!改めて経営とは何か?これからの経営の担い手たる役員の要諦とは何か?本フォーラムは、経営の本質を問い、経営を担うことの自覚を促し、役員としての基本能力、変革を志向する経営のリーダーシップを身につける絶好の1日集中プログラムでございます。とりわけ今年は、ガバナンスコードが3年ぶりに改訂され、また2022年4月より株式市場-新区分(プライム市場等)がスタートします。そうしたイベントを睨んだ好企画となっております。
講師陣は、我が国を代表する企業経営とガバナンスの権威である冨山和彦氏、國廣正弁護士、松田千恵子教授をはじめとして、当代随一の論客の皆様でございます。併せて、ガバナンスコードの要請でもある役員研修の受け皿の必要性にも応えていく場の提供も意図しています。詳細につきましては、プログラムをご覧くださいませ。
お申し込みは、プログラム参加申込書に必要事項をご記入の上、メールまたはFAXにて事務局宛てにお送り頂くか、HPの参加申し込みサイトよりお申込みくださいますようお願い申し上げます。
9月24日(金)を一応の締め切りとさせていただきます。今回は、限定20社(各企業10名様までのご参加が可能でございます。)にての開催を予定いたしております。参加を希望される会社様には、早急なるご検討をいただきたくお願い申し上げます。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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記
開催日 : 2021年10月8日(金)9:30~17:20
開催形式: オンラインによる研修
定 員 : 各社10名様まで
参加費 : 一社 100,000円 (各社10名様まで参加可能)
株式会社日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役社長/
公益社団法人経済同友会政策審議会委員長)
國廣 正氏 (国広総合法律事務所 パートナー弁護士)
村瀬 孝子氏(鳥飼総合法律事務所 パートナー弁護士)
加藤篤士道氏(日本生産性本部 主席経営コンサルタント 公認会計士)
松田千恵子氏(東京都立大学大学院 経営学研究科 教授)
内野 崇 (学習院大学名誉教授)
<5つのコアとなる基本的な内容>
②法的な視点(会社法・民法・金商法・上場会社規則等)から、役員(取締役を中心に)の役割・権限と責任を問う
③これからの企業経営におけるガバナンスのあり方を問う
④これからの経営陣に必要な経理・財務の必須アイテムチェック(ROIC―資本コスト、CCC等)
⑤総括―これからのトップマネジメント体制と役員のミッションを問う
★★ 「緊急特別企画 第11弾」のご案内 ★★
拝啓 新緑の候 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より、経営研究所をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
前回の2021年度最初の特別企画、「緊急特別企画 第10弾」では、日本を代表する変革のマネジメントの第一人者である上山
さて、今回はロシュ社との戦略的アライアンスをベースに、さらなる競争優位の獲得と持続的な利益成長・企業価値拡大の実現を
驚くべきイノベーションと急成長で今や我が国の製薬業界のNO1企業となった中外製薬株式会社の海野晋哉様(副社長執行役員)
開催形式はオンライン-Zoomと致します。
研究所にお越しいただく必要はありません。
御多忙かとは存じますが、多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
敬具
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「グループ経営研究会」6月例会 拡大版として開催
日 時 : 2021年6月10日(木) 18:30 ~ 20:00
提言者 : 海野 晋哉 氏(中外製薬株式会社 副社長執行役員)
テーマ : 「トップイノベーター」への挑戦
開催形式 : オンライン(ZOOM)
提言者より:
2002年に開始したスイスの製薬大手Rocheとの戦略的アライアンスを軸とした独自のビジネスモデルと革新的な創薬技術の
国内中堅規模の企業が、製薬業界におけるグローバル競争に勝ち抜くために選択した経営戦略とこれまでの実績を振り返ると
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多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
★★ 2021年度 研究会・フォーラム等のご案内 ★★
入会のお願い ~新年度よりオンライン開催の受講者数を大幅増!~
コーディネータを代表して 冨山和彦
川本裕子
松田千恵子
新宅純二郎
経営研究所は、昭和21年に故高宮晋先生(東京大学、一橋大学、
創立以来70余年、
さて、今年もいよいよ年度末と相成りました。過日、
以下に研究会・
4月末までを入会受付期間(ネットでの申し込み、
★★ 「緊急特別企画 第10弾」のご案内 ★★
★★ 「緊急特別企画 第9弾 ~心と体によく効く楽しいヨガ体験」のご案内 ★★
今回ご指導いただくのは、長くヨガのインストラクタ―を務め、経験豊かな清水照季子先生です。
★★ 新企画 ★★ 2020年度 デジタルトランスフォーメーション(DX)Challenge塾のご案内
日頃より、経営研究所をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
新型コロナ禍にあって世情騒然でございますが、こうした時こそ、喧騒から少し距離を置き、“会社と職場そして自分自身”
を相対化、客観化してみてはいかがでしょうか。経営研究所は、様々なプログラムの提供を通じてこれまでも、これからも、
鮮度ある新しい知の地平を開拓し、皆様の実践知のブラッシュアップと活力のエンジンを提供してまいる所存でございます。
さて、以下、冬に向けた新企画のご案内でございます。
本格的なDX(デジタルトランスフォーメーション)の到来の時代にあって、企業成長の方式、新しいビジネスモデルの構築、
個人の働き方と成長の機会―のすべてのパラダイムチェンジが起きつつあります。そうした変化に対応すべく新構想に基づく
DXの新プログラムを用意いたしました。詳細は、こちらをご覧ください。
本年12月スタートの5カ月間の短期プログラムでございます。短期間での効果を目指し、コロナ禍におかれている各社様を
支援するリーズナブルな新企画となっています。
先着順 限定20社、一応の締め切りを11月16日(月曜日)と致したいと存じます。お申し込みは、プログラム参加申込書に
各社様でご高配いただければ幸甚でございます。末尾ながら皆様とご家族様、そして皆様の会社様のご多幸とますますの
ご隆盛を祈念申し上げます。
敬具
~夜間の講座(月2回 18:30-20:00)~
●定 員 限定20社
●狙 い DXを活用した新しいビジネスモデルの構築が、これからの企業存続と成長の要となることは必定!!
~仕事の分野、役職、立場を問わず、DXに興味あるビジネスパーソンを主たる対象とする。
●開催形式 オンライン(ZOOM) 職場、ご自宅等どこからでも参加できます。
●年会費 1社 200,000円
森 英悟 (世界を股にかけ、DX、AIの領域で勇名をはせ、今や日本を代表するエンジニアにしてベンチャリスト
内野 崇 (学習院大学名誉教授 株式会社関電工取締役)
吉田直可 (DX、AIのこれから予想される法的課題に真摯に取り組む若きチャレンジャー
~法律事務所愛宕山所属弁護士 明治大学自動運転社会総合研究所特別研究員)
【終了致しました】 ★★ 緊急特別企画 第8弾弾のご案内 ★★
2020年10月吉日
代表理事 内野崇
副所長 新宅純二郎
おかげ様で盛会のうちに終了いたしました。ありがとうございました。
経営研究所主催:第8弾―11月の(オンライン) 緊急特別企画
統一テーマ:『世界を巻き込んだコロナパンデミックに、我々はどう対応すべきか』
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◆第8弾企画
日 時:2020年11月26日(木) 18:30~20:00を予定
提言者:古田 英明氏 (縄文アソシエイツ株式会社 代表取締役)
テーマ:「DXの進展、新型コロナの猛襲を背景に、ガバナンス改革を超えた企業の人事システムの地殻変動
―❝破壊と創造”―が顕わに!―これからの人事システム―基幹人材とりわけ、執行役員クラス―のあり方を問う」
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ご好評につき、本年5、6、7、8、9月に引き続き、11月も本研究所による新型コロナ緊急特別企画~第8弾を実施することといたしました。
今回の提言者は、日本におけるヘッドハンティングの老舗であり、草分け的存在でもある縄文アソシエイツ株式会社の創業者にして代表取締役、まさに業界の大重鎮である古田英明氏です。
我が国の人事システム(とりわけコア人材群)の地殻変動の現況と動向、並びに、今後の展望を行っていただきます。
ここ数年来、経営のガバナンス改革が声高に叫ばれていますが、バブル崩壊、リーマンショックにあっても、ビクともしなかった日本企業の人事システム-とりわけコア人材群(トップ層は言うまでもなく、マネージャー層、部長層、執行役員クラス)の内外をめぐる“破壊と創造―若手基幹人材の社外流出、大抜擢人事、執行役員クラスの外部人材の招へい・投入等”が、DXの進展、新型コロナ発症・拡大を契機に、大きなうねり、激しい奔流となって、我が国の企業を直撃しているように思います。
四半世紀にわたり、現場にあってそれらの地殻変動の初動とダイナミズムをつぶさに見、ご自身もその渦中に身を投じ、その“破壊と創造”の先頭を走り続けてきた古田氏に、“コア人材群の変容の動向、経営人材の現在と未来-これからのあり方”について熱く語っていただく予定です。
開催形式は、Zoomを使ってオンライン対応にて実施いたしますので、研究所にお越しいただく必要はありません。
御多忙かとは存じますが、ご都合のよろしい場所から、パソコン・iPad・スマホ等でご参加いただければと存じます。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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*古田 英明氏 プロフィール
1953年生まれ。
1976年東京大学経済学部卒業、株式会社神戸製鋼所入社。
1986年野村證券株式会社に入社、資本市場部、営業企画部、金沢支店にて引受・企画・営業等を担当。
1996年4月に日本初のエグゼクティブ・サーチ会社「縄文アソシエイツ株式会社」を設立。
2020年現在、同社代表取締役。
“ひとつの会社の終身雇用から、ひとつの社会の終身雇用へ”という理念のもと、さまざまな活動を行っている。
著書に『次世代トップリーダーの座標軸』『「はたらく」心得』(PHP研究所)等がある。
*縄文アソシエイツ株式会社
1996年設立。今年で創業25周年。
企業幹部に相応しい人材をスカウトするエグゼクティブ・サーチ会社。日系および外資系企業、大企業から成長・
中堅企業まで、幅広い顧客より依頼を受け、多くの実績を誇る。また、社外取締役の導入についても他社に先駆けて
さまざまな形で活動している。
ホームページ: http://www.jomon.co.jp/
今回は、当研究所の会員の皆様向け限定企画となっております。非会員の方で興味ある方は、
本ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
なお事前登録等の詳細につきましては、会員の皆様に差し上げておりますご案内をご覧ください。
【終了致しました】 ★★ 緊急特別企画 第7弾弾のご案内 ★★
代表理事 内野崇
副所長 新宅純二郎
5月より8月にかけて6つの緊急特別企画を実施いたしましたところ、会員の皆様の関心は高く、たくさんの皆様にオンラインでご参加いただき、大変に好評でございました。
会員の皆様からの強いご要望もあり、引き続き今後も折に触れて、オンラインを活用し、『緊急特別企画』を継続・実施することにいたしました。
今回は新しい“チャレンジ企画”です。
皆様は、普段、映画をご覧になりますか。
中には、熱烈な映画ファンの方もいらっしゃるのではないかと存じます。もっとも今は、新型コロナ騒動で映画館に行くこともままならず、ネットフリックス、アマゾンプライム、YouTube等でしのいでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、映画の醍醐味は何といっても、映画館に出向き、良き音響空間に身を包み巨大スクリーンに目と心を奪われる至福にあるように思います。
そこで今回は、著名な映画評論家の松崎健夫先生に登場いただき、映画の魅力、楽しさについて存分に語っていただくオンライン企画をご用意致しました。この新型コロナ禍で“映画”を通じて我が人生を、わが家庭を、そして社会の在り様を振り返り、再考していただければ幸甚でございます。多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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御多忙かとは存じますが、会社から、ご自宅から、車中から、パソコン・iPad・スマホ等でご参加いただければと存じます。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
日 時: 2020年9月28日(月) 18:30 ~ 20:00
提言者: 松崎 健夫 氏(映画評論家)
テーマ: 「こんなご時世だからこその映画鑑賞のすすめ」
タイムスケジュール 18:30から1時間ほど ご提言(プレゼンテーション)
19:30から30分ほど 討議研究(質疑応答)
いま日本のみならず世界は、コロナパンデミックの渦中にあり、改めて政治、経済、社会と地域、人々の生活のあり方について、国内の視点に加え、国という単位を超えてグローバルな視点、文明史的な視点からの考察が必要だと思います。
そうした議論を踏まえて、企業としての対応の方針なり対策をどう考えたらよいか!短期的な対応も大切ですが、中長期目線でどう対応していけばよいのか、どのようなスタンスで臨めばよいのか等、まさに喫緊の課題かと存じます。側聞するに、当面の対応に追われ、思考停止、右往左往の状況に置かれている現況が眼前に広がりつつあるように思います。今こそ、鮮度ある本質的な知と実践知の地平を切り開いてきた経営研究所の出番ではないかと考えた次第でございます。先の見通しも立たず、こうした落ち着かない不安状況のときにこそ、知と心の羅針盤、拠り所は、不可欠かと考えます。
研究所を通じて幾何かの貢献ができればと思っています。ご多忙かとは存じますが、皆様方の多数のご参加をお待ち申し上げます。末尾ながら、皆様におかれましては、きわめてご多忙の日々がしばらく続くかと存じますが、ご自愛いただき、ご健勝にてご活躍されんことを祈念申し上げます。
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【これまでに開催された緊急特別企画 ご参考まで】
第1弾 5月8日
テーマ:「モノづくりをどう進めたらよいのか
-アフタ―コロナ時代における日本企業のサプライチェーン」
第2弾 5月12日
テーマ:「コロナパンデミックに直面する世界と日本」
第3弾 5月14日
テーマ:「コロナパンデミックをいかに変革の契機とするか」
第4弾 6月30日
テーマ:「“経済と金融”ショックの行方とテレワークのすすめ」
第5弾 7月21日
リクルートワークス研究所 人事研究センター長 /元機関紙Works編集長
テーマ:「コロナが変えるワークスタイル~改めて問われる自律
-ニューノーマル時代における新しい働き方を考える-」
テーマ:「5G、より豊かな未来の到来」
今回は、当研究所の会員の皆様向け限定企画となっております。非会員の方で興味ある方は、
本ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
なお事前登録等の詳細につきましては、会員の皆様に差し上げておりますご案内をご覧ください。
【終了いたしました】 ★★短期集中★★ 2020年度 新任役員研修フォーラムご案内
【終了致しました】 ★★ 緊急特別企画 第6弾のご案内 ★★
一般社団法人 経営研究所
代表理事 内野崇
副所長 新宅純二郎
グループ経営研究会拡大版として
◆第6弾企画
日 時: 2020年8月6日(木) 18:30 ~ 20:00を予定
提言者: 吉澤 和弘氏 (株式会社NTTドコモ 代表取締役社長)
テーマ:「5G、より豊かな未来の到来」
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5月より7月にかけて5つの緊急特別企画を実施いたしましたところ、会員の皆様の関心は高く、たくさんの皆様にオンラインでご参加いただき、大変に好評でございました(これらの企画の詳細は、経営研究所のホームページをご覧くださいませ)。
会員の皆様からの強いご要望もあり、引き続き今後も折に触れて、オンラインを活用し、『緊急特別企画』を継続・実施することにいたしました。
さて8月の緊急特別企画は、株式会社NTTドコモの吉澤和弘社長にご登壇いただく予定です。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)の時代にあって、また想定外の新型コロナパンデミックが世界的な広がりを見せる中で、「5G、より豊かな未来の到来」と題して、IT革命―DXの最前線に立つNTTドコモの戦略に我が国の未来を重ねて吉澤社長に熱く語っていただく予定です。
開催形式は、Zoomを使ってオンライン対応にて実施いたしますので、研究所にお越しいただく必要はありません。
御多忙かとは存じますが、会社から、ご自宅から、車中から、パソコン・iPad・スマホ等でご参加いただければと存じます。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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◆第6弾:『拡大版 緊急特別企画 グループ経営研究会から』
日 時: 2020年8月6日(木) 18:30 ~ 20:00
提言者: 吉澤 和弘 氏(株式会社NTTドコモ 代表取締役社長)
テーマ: 「5G、より豊かな未来の到来」
タイムスケジュール: 18:30から1時間ほど ご提言(プレゼンテーション)
19:30から30分ほど 討議研究(質疑応答)
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いま日本のみならず世界は、コロナパンデミックの渦中にあり、改めて政治、経済、社会と地域、人々の生活のあり方について、国内の視点に加え、国という単位を超えてグローバルな視点、文明史的な視点からの考察が必要だと思います。
そうした議論を踏まえて、企業としての対応の方針なり対策をどう考えたらよいか!短期的な対応も大切ですが、中長期目線でどう対応していけばよいのか、どのようなスタンスで臨めばよいのか等、まさに喫緊の課題かと存じます。側聞するに、当面の対応に追われ、思考停止、右往左往の状況に置かれている現況が眼前に広がりつつあるように思います。今こそ、鮮度ある本質的な知と実践知の地平を切り開いてきた経営研究所の出番ではないかと考えた次第でございます。
先の見通しも立たず、こうした落ち着かない不安状況のときにこそ、知と心の羅針盤、拠り所は、不可欠かと考えます。
研究所を通じて幾何かの貢献ができればと思っています。ご多忙かとは存じますが、皆様方の多数のご参加をお待ち申し上げます。
末尾ながら、皆様におかれましては、きわめてご多忙の日々がしばらく続くかと存じますが、ご自愛いただき、ご健勝にてご活躍されんことを祈念申し上げます。
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【これまでに開催された緊急特別企画 ご参考まで】
第1弾 5月8日
提言者:藤本 隆宏 (東京大学大学院経済学研究科教授 /経営研究所長)
テーマ:「モノづくりをどう進めたらよいのか-アフタ―コロナ時代における日本企業のサプライチェーン」
第2弾 5月12日
提言者:冨山 和彦氏 (株式会社経営共創基盤代表取締役CEO)
テーマ:「コロナパンデミックに直面する世界と日本」
第3弾 5月14日
提言者:柳川 範之氏 (東京大学大学院経済学研究科教授)
テーマ:「コロナパンデミックをいかに変革の契機とするか」
第4弾 6月30日
提言者:川本 裕子氏 (早稲田大学大学院ビジネススクール教授)
テーマ:「“経済と金融”ショックの行方とテレワークのすすめ」
第5弾 7月21日
提言者:石原 直子氏 (株式会社リクルートホールディングス リクルートワークス研究所 人事研究センター長
/元機関紙Works編集長)
テーマ:「コロナが変えるワークスタイル~改めて問われる自律-ニューノーマル時代における新しい働き方を考える-」
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【参加並びに事前登録の方法】
今回は、当研究所の会員の皆様向け限定企画となっております。非会員の方で興味ある方は、
本ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
なお事前登録等の詳細につきましては、会員の皆様に差し上げておりますご案内をご覧ください。
以上
【終了致しました】 ★★ 緊急特別企画 第5弾のご案内 ★★
副所長 新宅純二郎
統一テーマ:『世界を巻き込んだコロナパンデミックに、我々はどう対応すべきか』
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日 時: 2020年7月21日(火) 18:30~20:00を予定
提言者: 石原 直子氏 株式会社リクルートホールディングス
リクルートワークス研究所 人事研究センター長
テーマ:「コロナが変えるワークスタイル~改めて問われる自律―ニューノーマル時代における新しい働き方を考える―」
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開催形式は、Zoomを使ってオンライン対応にて実施いたしますので、研究所にお越しいただく必要はありません。
御多忙かとは存じますが、会社から、ご自宅から、車中から、パソコン・iPad・スマホ等でご参加いただければと存じます。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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◆第5弾:『緊急特別企画 世界を巻き込んだコロナパンデミックに、我々はどう対応すべきか』
日 時: 2020年7月21日(火) 18:30~20:00
提言者: 石原 直子氏(株式会社リクルートホールディングス リクルートワークス研究所 人事研究センター長)
テーマ:「コロナが変えるワークスタイル~改めて問われる自律
―ニューノーマル時代における新しい働き方を考える―」
タイムスケジュール 18:30から1時間ほど ご提言(プレゼンテーション)
19:30から30分ほど 討議研究(質疑応答)
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【5月、6月に開催された緊急特別企画 ご参考まで】
第1弾 5月8日 提言者:藤本 隆宏 東京大学大学院経済学研究科教授 経営研究所長
テーマ:「モノづくりをどう進めたらよいのか
-アフタ―コロナ時代における日本企業のサプライチェーン」
第2弾 5月12日 提言者:冨山 和彦氏 株式会社経営共創基盤代表取締役CEO
テーマ:「コロナパンデミックに直面する世界と日本」
第3弾 5月14日 提言者:柳川 範之氏 東京大学大学院経済学研究科教授
テーマ:「コロナパンデミックをいかに変革の契機とするか」
第4弾 6月30日 提言者:川本 裕子氏 早稲田大学大学院ビジネススクール教授
テーマ:「“経済と金融”ショックの行方とテレワークのすすめ」
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皆様には、常日頃より当研究所にお力添え、ご尽力を賜り、厚くお礼申し上げます。
いま日本のみならず世界は、コロナパンデミックの渦中にあり、改めて政治、経済、社会と地域、人々の生活のあり方について、国内の視点に加え、国という単位を超えてグローバルな視点、文明史的な視点からの考察が必要だと思います。
そうした議論を踏まえて、企業としての対応の方針なり対策をどう考えたらよいか!短期的な対応も大切ですが、中長期目線でどう対応していけばよいのか、どのようなスタンスで臨めばよいのか等、まさに喫緊の課題かと存じます。側聞するに、当面の対応に追われ、思考停止、右往左往の状況に置かれている現況が眼前に広がりつつあるように思います。今こそ、鮮度ある本質的な知と実践知の地平を切り開いてきた経営研究所の出番ではないかと考えた次第でございます。
先の見通しも立たず、こうした落ち着かない不安状況のときにこそ、知と心の羅針盤、拠り所は、不可欠かと考えます。研究所を通じて幾何かの貢献ができればと思っています。ま筆ながら、皆様におかれましては、きわめてご多忙の日々がしばらく続くかと存じますが、ご自愛いただき、
ご健勝にてご活躍されんことを祈念申し上げます。
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【参加並びに事前登録の方法】
今回は、当研究所の会員の皆様向け限定企画となっております。非会員の方で興味ある方は、
本ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
なお事前登録等の詳細につきましては、会員の皆様に差し上げておりますご案内をご覧ください。
以上
【終了致しました】 ★★ 緊急特別企画 第4弾のご案内 ★★
代表理事 内野崇崇
所長 藤本隆宏宏
副所長 新宅純二郎
◆第4弾企画
日 時: 2020年6月30日(火) 18:30~20:00を予定
提言者: 川本 裕子氏 早稲田大学大学院経営管理研究科ビジネススクール教授
テーマ:「“経済と金融”ショックの行方とテレワークのすすめ」
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5月に上記統一テーマにて、3つの緊急特別企画を実施いたしましたところ、会員の皆様の関心は高く、たくさんの皆様にオンラインでご参加いただき、大変に好評でございました。
日 時: 2020年6月30日(火) 18:30~20:00を予定
提言者: 川本 裕子氏 早稲田大学大学院経営管理研究科ビジネススクール教授
テーマ:「“経済と金融”ショックの行方とテレワークのすすめ」
19:30から30分ほど 討議研究(質疑応答)
テーマ:「モノづくりをどう進めたらよいのか
-アフタ―コロナ時代における日本企業のサプライチェーン」
第2弾 5月12日 提言者:冨山 和彦氏 株式会社経営共創基盤代表取締役CEO
テーマ:「コロナパンデミックに直面する世界と日本」
第3弾 5月14日 提言者:柳川 範之氏 東京大学大学院経済学研究科教授
テーマ:「コロナパンデミックをいかに変革の契機とするか」
いま日本のみならず世界は、コロナパンデミックの渦中にあり、改めて政治、経済、社会と地域、人々の生活のあり方について、国内の視点に加え、国という単位を超えてグローバルな視点、文明史的な視点からの考察が必要だと思います。
そうした議論を踏まえて、企業としての対応の方針なり対策をどう考えたらよいか!短期的な対応も大切ですが、中長期目線でどう対応していけばよいのか、どのようなスタンスで臨めばよいのか等、まさに喫緊の課題かと存じます。側聞するに、当面の対応に追われ、思考停止、右往左往の状況に置かれている現況が眼前に広がりつつあるように思います。今こそ、鮮度ある本質的な知と実践知の地平を切り開いてきた経営研究所の出番ではないかと考えた次第でございます。
先の見通しも立たず、こうした落ち着かない不安状況のときにこそ、知と心の羅針盤、拠り所は、不可欠かと考えます。研究所を通じて幾何かの貢献ができればと思っています。
ま筆ながら、皆様におかれましては、きわめてご多忙の日々がしばらく続くかと存じますが、ご自愛いただき、ご健勝にてご活躍されんことを祈念申し上げます。
今回は、当研究所の会員の皆様向け限定企画となっております。非会員の方で興味ある方は、
★★ 3大緊急特別企画 参加者からのご意見・ご感想 ★★
所長 藤本隆宏
■第1弾 5月8日(金)18:00~19:30 提言者:藤本 隆宏 東京大学大学院経済学研究科教授 経営研究所長 テーマ:モノづくりをどう進めたらよいのか-アフタ―コロナ時代における日本企業のサプライチェーン [主たるメッセージ] 日本の発展は、天変地異・自然災害との歴史でもあり、高い経験値を有し、平時からの能力構築に努めてきた。その過程で蓄積してきた頑健性・強靭性は、グローバルパンデミックの中で大いなる優位性を有する。戦うマザー工場を合言葉に一方で競争力強化を堅持しつつ、中国への過度の依存を見直し、グローバルなサプライチェーンの再構築を柔軟に進めるべきである。 |
■第2弾 5月12日(火)18:30~20:00 提言者:冨山 和彦 経営共創基盤 代表取締役CEO テーマ:コロナパンデミックに直面する世界と日本-我が国、企業はどう対応し、どう乗り越えたら良いのか [主たるメッセージ] 我々は、大いなる危機が、頻発・常態化する時代に生きていることを強く自覚すべきである。危機の第1波は、L(ローカルなサービス業)を直撃し、第2波は、G(グローバルな大企業)へのダメージ、そして第3波は、F(金融危機)への波及が懸念される。そして危機は、日本社会・日本企業の“日本型経営の基礎疾患―構造的欠陥”を白日の下に晒すことになる。短期的には、サバイバルのキーたるキャッシュポジションを高める一方で、中長期的には、ポストコロナを見据えてDXと破壊的イノベーション~コアたる脳的機能強化~に大胆に取り組むべきである。今こそ企業の大変革のチャンスであり、そこでは、まさに経営リーダーの真価が問われることになる。 |
■第3弾 5月14日(木)18:30~20:00 提言者:柳川 範之 東京大学大学院経済学研究科教授 テーマ:コロナパンデミックをいかに変革の契機とするか [主たるメッセージ] 今回のコロナショックは、今まで放置してきた日本の経営・組織・職場の構造的問題点(デジタル化の遅れ等も含め)を浮き彫りにした。緊急事態を変革のチャンスと考えて、試行錯誤・アジャイル型で本格的な変革に挑むべきである。変化の原動力たるデジタル化の進展の中でリアルとの境界の線引の変更、またデジタルに代替できないリアルの持つ意味がますます価値を帯びることになる。加えてDX(デジタルトランスフォーメーション)―場所と時間にとらわれない働き方―の推進は、重要であり、仕事全体の構造の見直しを通じてテレワークで何がどこまでできるか、仕事と家庭の“両立と融合”、一人一人のライフスタイルの見直し等も含め、我々はパラダイムチェンジに挑む必要がある。 |
全3回聴講させていただきました。経済・社会の大きな変革をとらえた、まさに時宜を得たテーマで、これからの企業経営や働き方を考える上で大きなご示唆をいただきました。一流の講師の方々の講義を臨場感をもって聴講できましたことは、オンラインでありながら大変刺激的でした。 そして講師の方々からのお話は、この不安に覆われた社会の雰囲気の中で勇気を与えて頂けたものと感じております。大変貴重な機会をいただき誠に有難うございました。( 大手企業研修機関 Aさん) |
場所にとらわれず参加できる講座は、大変良いと思います。是非定期的に実施して頂きたいです。 5月に3回実施されましたが、丸の内での実施でしたら、3回は参加できなかったと思われます。 今後いかに会社の体制や自身の考えを変えていけるかが分かれ道だと認識し、そのまま以前のスタイルに戻ってはいけないと強く感じました。タイムリーで刺激的な講演内容で、自身の行動や概念を変えていく機会にしていきたいと思います。(大手サービス業 Bさん) |
【オンライン形式について】 ①自宅でこのような先生方の講義を受講できるのは往復時間の節約、関連事項をすぐに調べることが出来る、資料なども画面上だと見やすい、音声も入力がきちんとされていれば自分で調整できて良い、子どもに何かあったときに対応できる、寝てる乳児を抱っこして見れる、といったメリットがありました。 ②今後の研究会でもオンライン形式スタイルがありますが、継続する研究会はリアル講義、単発企画はオンライン形式なども良いかと思いました。子育て中にはオンライン形式は有難いですが、リアル講義の良さも捨てがたいです(留守中3人の子守をする主人から言えばいざとなれば家にいるオンライン形式の方が有難いと思います)。 【講義内容について】 第1弾:「アフターコロナ時代における日本企業のサプライチェーン」 平時と有事の繰り返しとそれに対する能力構築、グローバル競争は毎日起こるので、ローカル完結に戻してすべてを地産地消にするというのは競争力がないと淘汰されてしまう、日本、中国、アセアンを各役割分担で時にバーチャルデュアル化で対応といった視点は大変納得しました。 しかしそこで気になったのは、これからの有事はコロナだけでなく、コロナで悪化した米中の対立についてはどう検討し、織り込んで行けば良いのかという点です。中国経済圏と米国経済圏の分断が深まるという話題も2回目にありましたが、2者からの選択を迫られるような政治局面という政治的な要素をどう経営方針に組み込むのか、センシティブで難しいと思いました。 ただ経営者はどちらに付くかを意図してサプライチェーンを構築していくことになるし(たとえば進出するアセアンの国を決定する、中国からの撤退又は進出拡大を決定するときなど)、それは対外的に政治的立場を表明するようなものになる。 更には企業へのコンサルティングにあたっては、どちらの立場に立つかでアドバイスが180度変わって来てしまうものなのかなと思いました。 経営方針に国家リスクの占める重要度が増していることをどうとらえていくべきでしょうか。 第2弾「コロナパンデミックに直面する世界と日本-我が国、企業はどう対応し、どう乗り越えたら良いのか」 キャッシュが重要で、営業キャッシュフローを獲得できるビジネスモデルを構築し、それをイノベーション投資にまわしていくこと、日本的経営は既存ビジネスの磨き上げ(すり合わせ・作りこみといったオペレーションエクセレンス)は残るけれどそれではだめで、ビジネスの「脳」部分になることが重要、付加価値の強い人のみが残っていくといった点について、企業が目指すべき方向の大枠の答えは明確なのだなと思いました。新しい「脳」になること、営業CFという点でいえば、将来のニーズをどう発見し構築するかが重要になるのでしょうか。ニーズから発展する分野(BtoC)の方が強くなるという事なのだと考えました。企業内にはいくつものトップダウンが出来上がる方が良い、という価値観が増えるのであれば、大企業でも働くのが楽しくなるなと感じました。 第3弾「コロナパンデミックをいかに変革の契機とするか」 3つの課題には、アジャイルでの組織の改革、リアルの割り当て、在宅勤務を前提とした仕事の役割分担の再定義、といった対応、9時-17時という時間にとらわれない勤務とプライベートを分断しない働き方、更には0か1といった価値観を捨て、小数点を許容する(0.6とか)、信頼関係が重要といった点についてとても納得できました。特に、0か1ではなく0.6もあり!といった価値観が広まるのはとっても有難いことです。育児中ですが、この小数点の働き方が認められず、苦労しているワーキングマザーの方も多かったのではと思います。 在宅勤務についての話題で気になったのは、勤務とプライベートの点でした。育児中で勤務とプライベートを悪い意味で混在するしかなく、子どもが寝てから仕事したりする人は多いと思いますが、子どもが寝てから仕事なんてしたくないのが本音なのではないかと思います。もうすでにベンチャーなどでは従来とは違う勤務とプライベートを混在した働き方が当たり前になってきていますが、どちらも得るためには良い成果を生み出せるという事以外ないのかなと考えます。一方で成果ってどう図るのか、どう図られるのかはとても難しい問題なのかと思いました。私も比較的自由を認めてもらえる上司の下で働く予定ですが、成果が出せるのかがとても不安です。今回在宅勤務のデメリットとしては、子どもが家にいたら仕事にならないという事だと思います。子どもも見つつ仕事もするというのは、長い目で見ると仕事が思う様にいかずストレスになるのではないかと思いました。 在宅勤務については、情報セキュリティ管理の重要性が高く、ハードルが高いところがあります。セキュリティの構築は、中小企業にはかなりのコストになりますので、組織改革のネックになるのではと感じました。私の会社は機密情報を扱うことが多く、派遣社員、アルバイトが重要性の高い情報を持ち帰ることは厳禁で在宅は難しいです。そうなると、話はそれますが組織の変更に伴い、派遣社員、アルバイトといった働き方の方の仕事の行方はどうなっていくのかと疑問に思いました。 また、第2回の講義でもありましたが、人材の流動化が進むとその会社と従業員を結びつけるのは、信頼関係をどう築くかということなのかと考えます。結局のところ最後には簡単に転職していかない人(会社を踏み台にしない人)、仁義にあつい人を尊重するとか、そういう古い発想に戻ってしまうような気もしています。 質問で塗装会社のトップの方が、緊急事態宣言下で従業員へのメッセージを欠かさないという発言をされていましたが、そういった心使いも従業員の信頼関係を築く上で大事だとも思いました。これも古いのかもしれませんが。 ともかく、今までも取引も働く先も「信頼関係の内側」で行われてきており、それが更に強化されてしまうので、「良い信頼関係の内側」にどうやったら入るか、信頼をいかに得るか、それはどうしたらよいのかも重要でしたし、従業員との信頼関係も重要ですし、出来ることから一個人としては「信用・信頼」される人を目指すというのがアフターコロナで、今後やるべきことだと実感しました。 |
そうした議論を踏まえて、企業としての対応の方針なり対策をどう考えたらよいか!短期的な対応も大切ですが、中長期目線でどう対応していけばよいのか、どのようなスタンスで臨めばよいのか等、まさに喫緊の課題かと存じます。側聞するに、当面の対応に追われ、思考停止、右往左往の状況に置かれている現況が眼前に広がりつつあるように思います。今こそ、鮮度ある本質的な知と実践知の地平を切り開いてきた経営研究所の出番ではないかと考えた次第でございます。
★★ 緊急特別企画のご案内 ★★
代表理事 内野崇
所長 藤本隆宏
統一テーマ:『世界を巻き込んだコロナパンデミックに、日本企業はどう対応すべきか』
◆第1弾 5月8日 18:00~19:30まで 藤本隆宏 (東京大学教授 経営研究所所長)
テーマ:世界経済の見通しに加え我が国企業はどう立ち向かえばよいのか
テーマ:コロナパンデミックをいかに変革の契機とするか
先の見通しも立たず、こうした落ち着かない不安状況のときにこそ、知と心の羅針盤、拠り所は、不可欠かと考えます。研究所を通じて幾何かの貢献ができればと思っています。ご多忙かとは存じますが、皆様方の多数のご参加をお待ち申し上げます。なお4月、5月にご登壇をお願いしていた提言者の皆様には、6月以降にて、改めて日程の調整をし、ご登壇を頂く予定でございます。
末尾ながら、皆様におかれましては、きわめてご多忙の日々がしばらく続くかと存じますが、ご自愛いただき、ご健勝にてご活躍されんことを祈念申し上げます。
日 時: 2020年5月8日(金) 18:00~19:30を予定
提言者: 藤本 隆宏 (東京大学教授 経営研究所所長)
テーマ:「コロナパンデミックに直面する世界と日本-モノづくりの視点から
19:00から30分ほど 討議研究(質疑応答)
日 時: 2020年5月12日(火) 18:30~20:00を予定
提言者: 冨山 和彦氏(株式会社経営共創基盤代表取締役CEO)
テーマ:「コロナパンデミックに直面する世界と日本
タイムスケジュール 18:30から1時間ほど ご提言(プレゼンテーション)
19:30から30分ほど 討議研究(質疑応答)
日 時: 2020年5月14日(木) 18:30~20:00を予定
提言者: 柳川 範之氏(東京大学大学院経済学研究科教授)
テーマ:「コロナパンデミックをいかに変革の契機とするか」
タイムスケジュール 18:30から1時間ほど ご提言(プレゼンテーション)
19:30から30分ほど 討議研究(質疑応答)
今回は、当研究所の会員の皆様向け限定企画となっております。非会員の方で興味ある方は、
★★ 重要 5月再開と今後の対応について ★★
代表理事 内野崇
所長 藤本隆宏
いよいよ5月より再開!! 経営研究所 再始動!!
幸いなことにIT革命が進行中であり、当面は、それを味方に、オンラインの活用をコアとする新しい体制作りを進め、5月から再開・再スタートを切ることといたしました。 休止した会につきましては、本年5月以降、例えば、今夏のオリンピックの来年延期を踏まえ、8月の初旬か下旬の日程にて開催する等での対応を考えています。当研究所といたしましても、様々な事態を想定し、機敏かつ柔軟な対応ができるよう体制を強化して参ります。
皆様、くれぐれも、ご安全に。